東京都北区 十条銀座商店街オフィシャルサイト

今回は、名簿シリーズの第三弾として、昭和38年度の組合員名簿をご紹介します。
実は今年、平成25年７月31日で十条銀座商店街は振興組合設立50周年となりました。
いまから50年前の昭和38年７月31日に、商店街の組織が協同組合から振興組合に改組されました。当時新しく施行された「振興組合法」に対応するための改組でした。
ついでに言えば今年は８月24日で商業組合結成から75年という節目でもあります。

　ここに紹介する名簿は振興組合改組から半年後、昭和39年１月に作られたものです。
昭和39年といえば、東京オリンピックが開催された年。高度経済成長期のど真ん中。
様々な問題はあったでしょうが、商店街が年々発展を続けていた時代でした。
名簿には173店舗が掲載されていますが、このうち現在も営業を続けているお店は、業種変更や店名変更を含め、４０店舗余りあります。
50年以上商売を続けるというのは、本当に難しいことなんですね。

◆　昭和39年１月現在　十条銀座商店街振興組合　組合員名簿　◆　
（※ 番地は旧番地表示で、現在の番地とは異なります）

◆　十条銀座オリンピック協賛セール　◆

東京オリンピック開催当時の写真。
十条駅前ロータリーに設置された装飾広告？でしょうか。

以上、昭和39年１月の十条銀座商店街組合員名簿をご紹介しました。
通覧してみると、業種替えしたお店が意外と多いことに驚きます。
運送店から喫茶店へ。飴屋から割烹へ。油屋から化粧品店へ。食料品店から洋品店へ。
ひとつの商店が世代を超えて継続するためには、時代のニーズに対応し、時には思い切って大胆に業種を替えていくことも必要なのですね。

今後も古い名簿を紹介していきたいと思っておりますので、どうぞお楽しみに。